仮面浪人を考えている人へ
こんにちは、たなかです。
国公立、私立大学後期日程を受験する人を除く、ほとんどの受験生の受験が終わったころだと思います。
もうすでに、第一志望もしくは第二志望の合格通知をもらい晴れて大学生になれる!という人、受けた大学全落ちしちゃった、浪人しようか、いける大学を探そうかと迷っている方、様々だと思います。
ひとまず、受験に向けて努力をした皆さんお疲れ様です。
そんな中で今回は、滑り止めには受かったけど、自分の一番行きたかった大学に落ちてしまった。あきらめきれないでいるが親が浪人を許してくれない。仮面浪人しようかなと考える。
そんな人に向けて、ブログを書いてみようと思います。
一度は考えうる仮面浪人
親が許してくれない滑り止めを蹴ってまでの浪人という選択。
本当に様々な理由がありますが、一番多いのは金銭的理由ではないでしょうか。
せっかく受かった大学があるのにいかないで予備校に通うのであれば、その分多くお金がかかってしまいます。じゃあ宅浪でいいではないか。と思うかもしれませんが、親としては一年自宅浪人をして同じ大学すら受かる保証がないと確実に心配するでしょう。
また、親にプライドがあって子供に浪人させるというのが許せない。そういった理由もあるようです。
初めに言っておきます。仮面浪人という選択はできる限りしないほうがいいです。
確実にメリットのほうが少ないです。
ただし、中には仮面浪人という選択を取ることを余儀なくされる学生もいるかと思います。今回はその人たちに向けてのブログですので、仮面浪人のメリットとデメリットを比較して仮面浪人を勧めない件に関しては別の機会に述べようと思います。
仮面浪人をすると決めたら
まずは計画を立てましょう。仮面浪人をするにあたり、予備校にも通うという人は少数派だと思います。
つまり、仮面浪人をすると決めたあなたの管理をしてくれる人はいません。(多くの予備校も同じかと思いますが。)
普通の浪人生とは違い、大学の授業もあります。受験費用や生活費などをバイトで稼がなければならない人もいるはずです。つまり、受験勉強に費やせる時間がそもそも少ないのです。だから与えられた時間を無駄なく効率的に使うには計画が必須です。何の勉強を、どの教材で、何時間、いつまでに、復習はいつするのか、小さな積み重ねを続けられる人が受かるのだと私は一年経験して思いました。
友人は作ったほうがいい
仮面浪人生は一応大学生ですので、もちろん周りは大学生活を謳歌している人ばかり見えます。そんな中で、自分で決断したこととはいえ、周りの大学生が楽しそうにしているのを見るとメンタルがやられてしまう可能性があります。なのでクラスなどを中心に数人友人は作るべきです。そうすれば、カラオケなどでたまに息抜きするのもよし、大学の期末テストの情報を集めてくれたりもします。(私の場合は友人がサークルの先輩から期末テストの過去問を集めて見せてくれたのでフル単を取ることができました。仮面浪人は失敗したので本来の目的は果たせてませんが)
大学の選択科目も受験勉強に関連付けて
私は文系学生ですので理系学生の授業に関しては存じ上げていませんが、文系大学生であれば、高校のころの授業と被るような内容を扱います。
英語はもちろん、日本史、世界史、基礎数学、地球科学、生命科学、一見難しそうな科目でも高校の地学基礎だったり生物基礎だったり、被る内容なので一石二鳥といえます。これについては、各大学で異なると思いますので、新歓などで先輩に聞いてみましょう。
長期休みを有効活用
大学生の長期休みは本当に長いです。この時間を有効活用することができれば強いのですが、意志が弱ければグダる可能性が高いです。家だけではなく、カフェ、地元の図書館、大学の図書館などを利用して気分転換をしましょう。
誰かに相談する
正直な話、仮面浪人はマイノリティーです。はじめは意志が強くとも、途中で挫折してしまったり、よくわからない不安に飲み込まれそうになる時もあるはずです。そんな時は一人で抱え込まずに誰かに相談しましょう。私は少人数のゼミ形式の授業の際、教授が仮面浪人の話題を持ってくるというカオスな状況に遭遇したことがありますが、その教授は迷っている人は相談しに来いという旨のメッセージを残しました。が、私は結局チキンでしたので頼ることができませんでした。後悔しています。
まだまだ、仮面浪人をする際、知っておいたほうがいいことを書きたいのですが、今はとりあえずここまでにしておこうと思います。
仮面浪人失敗者である私からのメッセージで参考にならんという意見も多いかと思いますが、失敗談から学べる部分も多いと思います。
最後に、私の個人的な意見としては仮面浪人をするくらいなら、親御さんに頼み込んで、大学はもちろん奨学金で払うからチャレンジしたいという意志を伝えて、予備校に通い普通に浪人することを強く勧めますが、仮面浪人をすると決めた方々を心から応援しています。