工場での単発バイト③
②に引き続き、記事を書いていきたいと思います。
工場に着くと、休憩室?のようなところに皆で向かいました。
その途中にアルバイトスタッフの名簿があり、そこに自分でチェックするという原始的な方法でした。
そこで気づいたことが一つ。
そもそもアルバイトスタッフの人数が少なく、しかも5人中3人がドタキャンをしていたということです。
たしかに派遣社員さんらしき方々はそれなりにいました。しかしアルバイトの半分以上がドタキャンをし、実質労働負担が約2倍になることになったのです。
この時点でかなり不安。親しい友人などもいないので誰にも相談できない。
しかし、始業時間は迫ってくるわけです。12時から21時まで1時間の休憩をはさんで8時間労働なので、その時間くらい耐えてやろうと。そんな気持ちになることはできました。
さっそく、点呼を取り、初めに与えられた仕事は…
よくわからない鉄の台車を運ぶことでした。
大体170センチほどでしょうか。
もうすこし低かったかもしれません。銀色の4つ角にタイヤがついていて、折り畳み式の台車です。それ自身一つでは全く重くないし運ぶことは容易です。
しかし、このバイトになれている皆さんは5~6台一気に運んでしまうわけです。
これを何十回も。結構腕にきます(笑)
1時間~2時間程度でしょうか、同じ作業をひたすらしました。
その後、運んだ台車のほうを見てみると、たくさんのペットボトルの入った段ボールを積んでいるようです。
ん、この後何をするのだろうか、、
、
なんと、先ほど運んだ鉄の台車に自分の身長より高い位置まで、よくスーパーでみられるようなペットボトルの入った段ボールを積んだものを指定されたところまで運ぶという仕事だったのです。
うん、たしかに単純作業です。しかし、この台車を2~3個一気に運ぶのはとんでもない重労働。
たしか、労働基準法で自分の身長より高く積み荷を乗せて運んではいけない。
一度に2台以上運んではいけない。といった内容のルールがあったような。。。
まあいいです。あと6時間の辛抱。とことんやってやろう。と奮起して仕事に臨みました。
続きは次の記事で。