仮面浪人生の教材レビュー 日本史
こんにちは。
仮面浪人生のたなかです。
今回は大学受験科目日本史のおすすめの参考書を紹介します。
注意点も後述しますので、ぜひ目を通してください。
まず、私が薦める日本史の参考書は、、、
日本史B講義の実況中継1~4です。
この参考書の良いところをまとめてみましょう。
1.これ4冊で河合塾の有名講師の授業を受けたことと同等の価値がある。
河合塾の有名講師が著者であり河合塾マナビスでサテライトでの授業も担当しているそう。4冊でその講義を受けられるのは本当にコスパが良い。(私は現役時マナビスに通っていましたが、日本史通史に約10万かかりました。この4冊で十分賄える内容でした。)
2.講義形式の文章を自分のペースで進められる。
学校の授業、予備校の授業は休んでも待ってはくれません。また生徒に合わせて進めてくれるわけでもないので苦手とする分野にかけるべき時間を十分知識のある分野にかけてしまうこともあり、非効率。自分で苦手、得意分野を把握できるひとにはもってこいの参考書です。
3.わからない分野、時代をピンポイントで読み直し反復効果で暗記の効率アップ
2番目と似てはいますが、苦手分野をいつでも復習できるのは参考書のみ!
講義形式なのでインプットしやすく依然読んだ記憶がよみがえりやすいです。
4.この四冊を完璧にすれば早慶まで対応可能(とはいえ、教科書図説の内容も必須)
著者はマナビスのサテライト授業で難関の講座を担当してる、ということもあり、実況中継の内容も深いです。ただ、早慶マーチ志願者には必須暗記事項ばかりでまいあっくな内容というわけでもないので多くの人が手に取るべき参考書だといえます。ただ、教科書の本文を読むことも必須であることは後に述べます。
5.ついてくる講義ノートは要点がまとまっており、年表もわかりやすい
要点のまとまった講義ノートは年表もわかりやすく、模試や試験直前に便利です。自分で書き込みなどをしてオリジナルのノートをつくればさらに効果は絶大です!
このようにたくさんのメリットを上げることができます。
では、筆者が考える、この教材の足りないところをまとめてみましょう。
1. 4冊読み切り通史を終わらせるのにかなり時間を要する。
実際に店頭で手に取っていただければわかるのですが、1冊1冊がかなりの文章量です。特に3巻が重ため。その分内容は詳しいですが、センター試験、共通入試でしか日本史を使わないという人には負担が重すぎるかもしれません。
2.多くの大学の入試問題には山川の教書の文章が使われやすい。
やはり山川日本史の教科書の文章が多くの大学の入試問題に使われています。実況中継は確かに読みやすくわかりやすいのですが、教科書に触れずに入試に挑むのは危険です。
よって、有名私大、難関私大、国公立大学文系を志望し、日本史に割と時間がかけられる人向きということになります。
メリットのほうが多く本当に素晴らしい参考書だと私は使っていて思いました!